宮島観光の必訪&穴場スポット!
この章では、前の記事(広島旅「概要版」)で紹介した観光スポット(宮島観光)の詳細を紹介する。この記事の主眼は、宮島「必訪スポット」と「穴場スポット」の整理とその理解の深化である。
ryokouotokotabi.hatenablog.com
壱の巻:ここに行かずにどこ行くの?
(1)安芸の宮島
①概要:日本三景の一つで瀬戸内海に浮かぶ島。島自体がご神体。今回の旅先を広島にしたきっかけ。
②アクセス:広島市ではなく廿日市市にあるので、新幹線等で広島駅に着いた後も、JR山陽本線(岡山)に乗って、宮島口駅を目指す必要がある。所要時間は30分程度。宮島口到着後、徒歩でフェリー乗り場を目指す。徒歩すぐ。駅前にはコンビニや名物カキ・アナゴ飯等の飲食店もあるので、ここで食事を済まして、フェリーに乗り込むのも一案。飲み物は、宮島ではなく駅周辺のコンビニで予め入手しとく方が得策。その後、窓口・券売機でフェリー乗船券を購入し、宮島を目指すことになる。乗船時間は10分程度。船内での飲食も可能。なお、フェリーの検札は、宮島側のフェリー乗り場で行う。便数は10分に1本程度。
(2)厳島神社
①概要:平安時代末期に平清盛が造営した寝殿造りの神社。国宝。平成8年には世界遺産登録。社殿が海に突き出た形で築かれた理由は、諸説あるが有力なものとしては、「神をいつきまつる島」として崇められていた神聖な島(宮島)の土地の上に建てるのを避けたためといわれている。(フェリー乗り場宮島口から徒歩15分)
②入場料:300円(東回廊の入り口で購入)
③見どころ
・大鳥居:高さ16mで周囲10mの木造の鳥居。建設当初から数えて現在で8代目。鳥居自体の重みで自立している。1875年の建立より140年近くが経過しており、損傷等が激しいため令和6年より大規模修繕工事が行われている。鳥居自体の損傷の程度も不明なため、工期は未定。
・鏡池:厳島神社内にある伏流水の湧き出ている池。寝殿造りの様式に池は欠かすことができない。湧いているのは海水ではなく、真水である。なお、潮が引かないと見られない。
・厳島神社本殿:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、たぎつ姫命を祀る。主に海上交通安全や蓄財招福のご利益あり。
・高舞台:年9回の舞楽に使用。国宝。周囲の擬宝珠も見どころ。
・その他:お神酒の酒樽。広島ならではの地酒をチェック
弐の巻:ここに行けばあなたも玄人?
(1)大聖院
①概要:9世紀初頭に空海によって開基。宮島で最も古い真言宗の寺院。2006年にはダライ・ラマ14世(チベット仏教)も訪れている。(厳島神社から徒歩10分)
②入場料:無料
③見どころ
・遍照窟:四国八十八か所の本尊が安置された砂踏み場。内部の照明が非常に幻想的
・干支地蔵:各自の干支を確認。チャーミングな地蔵たち
・五百羅漢庭園:羅漢のかぶる帽子に注目
・マニ車:階段の手すりにマニ車がたくさんついているのでいっぱい回してご利益ゲット。
・その他:見ない・聞かない・言わないの地蔵、目出しだるま、鐘楼堂、沙羅双樹、明治天皇行幸図、砂マンダラなど。
(2)町屋通り~表参道商店街
①概要:宮島名物の買い物や買い食いが可能。鹿に襲われないよう要注意(厳島神社から徒歩3分)
②見どころ:焼き牡蠣・もみじ饅頭・しゃもじ(宮島発祥)・地ビール
③その他:巨大しゃもじ(長さ8m・重さ2.5トン)は2018年に撤去され、倉庫に保管されている。しゃもじがあった場所は、現在観光トイレに姿を変えている。
(※)最後に
これを読んで、外出の自粛要請解除後に広島旅に是非とも出掛けようと考えたあなたへ!
下の記事でも、2万円で楽しむ広島旅(概略版)を紹介しているので、併せて確認することをお勧めする!